< 印 >

印の用途
 市長印・社長印と基本は変わらない 決裁したときに使う
 奴国王の金印は 凹型の陰刻 粘土に押し印 文字が浮き上がる 封泥

 体に着けるか外すかで その人の職が決まる バッジ(議員・社員) 辞令 
  
用途の事例(史記列伝)
  @秦の趙高 二世を自殺させると玉璽を奪って自分の体に着けて皇帝になったと主張
  A趙の宰相は 腰につけていた印を外して辞職の意思を表した
  B陳余が将軍を辞めるとき印の紐を外し 張耳が着けて将軍になる

 
用途は 現在の実印やバッジを思わせる

印で差別
 材質
   金・銀・銅 はオリンピックのメダルを思わせる
 綬(組紐)
   藍綬(王侯)・紫綬(大将軍)・青綬(上級官吏)は 現在の褒章につながっている
 鈕(つまみ ボタン)
   北荻      駱駝・羊
   東夷・南蛮  蛇
   漢の内臣   亀  (以上 荻野忠行「金印」より)
<金 印>