安曇族と住吉神社-3(下関市) |
住吉神社は 川の近くにある
下関市の新幹線新下関駅から歩いて20分ほどのところに住吉神社はある。 境内は 山口県と下関市の両教育委員会が文化財に指定している。その説明は 略次のとおり。 「約9千平方メートルの境内に茂る樹木は 古来 神域として崇められ 保護されてきたもので 付近一帯の山地の植生と異なり 暖地性植物が多く 原始的植生を保持している。」 また お祭神は 住吉大神・荒魂(主神) 応神天皇 武内宿禰命 神功皇后 建御名方命で 創建は AD200年に(昭和59年に 1784年前と記載 神武暦) 神功皇后により鎭祭された とある。 |
安曇族系の和布刈神社(北九州市)の創建は 筒男命を祀る住吉神社(下関市)と同年 現在 下関市と北九州市の門司区とを結ぶ国道海底トンネルの歩道の長さは780mである。この歩道トンネルの門司区出口の海岸に 比賣大神・日子穂々手見命・鵜萓葺不合命・豊玉日賣命・阿曇磯良神の安曇族系の五注神を祀る和布刈神社はある。 社記によると 創建は 仲哀天皇9年とある。日本書紀によると 仲哀天皇は 仲哀天皇9年2月に崩御され その後を皇后の神功皇后が継いで 三韓に出兵した話になるわけだから 仲哀天皇9年の10ヶ月間は神功皇后が勤めたことになる。 また 仲哀天皇9年は 神武暦ではAD200年に当たるから 神功皇后による創建とする住吉神社と同じ年になる。
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